田崎健太
著者のコラム一覧
田崎健太ノンフィクション作家

1968年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。早大卒業後、小学館入社。「週刊ポスト」編集部などを経て、99年末に退社。著書に「W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇 」(新潮文庫)、「偶然完全 勝新太郎伝」(講談社+α文庫)、「真説・長州力 1951-2018」(集英社文庫)、「電通とFIFA」(光文社新書)、「真説・佐山サトル」(集英社インターナショナル)、「ドラガイ」(カンゼン)、「全身芸人」(太田出版)など多数。

ワールドカップは「経験の蓄積」がモノをいう世界なのだ

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 今大会、日本代表はグループリーグ最終戦で、ポーランドと“談合”し、決勝トーナメントに進んだ。これはフランスが組み合わせを操作したようにサッカーの世界ではよくあることでもある(78年大会のアルゼンチン優勝もそうだった)。

 汚れた手であったとしても、指先で引っかかっていた崖をよじ登ったことは事実だ。そして、崖を登ると見える景色が変わるもの。今回のようにGリーグ突破という経験を積み重ねることが出来れば、中堅国への壁を破ることが出来る。

 しかし――。次には強豪国という、さらに高い壁が現れる。まだまだ頂は遠い。それがW杯なのだ。

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