田崎健太
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田崎健太ノンフィクション作家

1968年3月13日生まれ。京都市出身。ノンフィクション作家。早大法学部卒業後、小学館に入社。週刊ポスト編集部などを経て99年に退社。早大講師として「実践スポーツジャーナリズム演習」を担当。主著に「真説・長州力」「球童 伊良部秀輝伝」「ザ・キングファーザー 納谷宣雄」「偶然完全 勝新太郎伝」「W杯に群がる男たち」「ジーコジャパン 11のブラジル流方程式」などがある。

ワールドカップは「経験の蓄積」がモノをいう世界なのだ

公開日:

 フランス代表のデシャン監督は14年ブラジル大会でも指揮官を務めていた。彼が率いたフランスは準々決勝で、優勝したドイツに敗れる。一方、ベルギー代表のスペイン人監督、マルティネスは今回が初めてのW杯だった。

■グループリーグ突破を繰り返せば

 何よりもフランスサッカーには98年のW杯優勝という大きな経験がある。それまでのフランスは、プラティニがいた86年大会のように、美しいサッカーにより優勝候補に挙げられることはあっても優勝に手が届かなかった。

 最近プラティニは98年大会で、決勝までブラジルと当たらないように組み合わせに「ちょっとした細工」をしたことを明かしている。現役引退した彼は大会組織委員長に就任していた。自国開催という“ドーピング”により、フランスは優勝という厚い壁を突き破ったのだ。デシャンはそのときの主将である。彼を含めたフランスというチームはW杯をよく知っていた。それがベルギーとの「1点」差につながった。

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