仙台市で警官刺殺事件…日本の「交番」なぜ襲われるのか

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 またも交番の警察官が刺殺された。

 事件が起きたのは、19日午前4時ごろ。仙台市宮城野区の交番を東北学院大3年の相沢悠太容疑者(21)が「現金を拾った」と訪れ、清野裕彰巡査長(33)が対応した。交番内にいた巡査部長(47)は隣室に移動。巡査部長が怒鳴り声を聞いて戻ると、清野巡査長が血まみれで倒れていた。相沢容疑者が刃物とモデルガンらしきものを手に向かってきたため、巡査部長は拳銃を3発発砲。清野巡査長と相沢容疑者は死亡した。

 交番襲撃は6月にも富山県で起き、大きなニュースになった。元自衛官の男(22)が警察官を刺殺して拳銃を奪い、逃走。小学校の警備員を銃撃で殺害した。なぜ交番は襲われるのか。

「まず拳銃があるからです」とは元兵庫県警刑事で作家の飛松五男氏だ。

「交番勤務には精神的に不安定な人たちがよく訪ねてきます。拳銃を奪うのが目的の者もいて、警察官と揉み合いになることが何度も起きているのです。警察に反感を抱いている市民の存在も大きい。交通違反キップを切られたとか警察が相談に乗ってくれないなどと不満を抱き、難癖をつけたりする。私は頭をスコップで殴られ、何針も縫ったことがあります。だから新人警察官は交番で市民と公衆応接するとき、安全のため相手をイスに座らせ、机を挟んで話を聞くよう指導されています」

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