伊勢市女性記者行方不明<後編>し尿処理上の下を重機で

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 三重県の女性記者、辻出紀子さん(当時24)が失踪して20年。娘が帰ってこない不安な日々を両親はどのような心境で過ごしてきたのか。
 
母親の美千代さんは「事件が起こった直後、娘のことを思って落ち込んだり、体の調子が悪くなるということはしょっちゅうでした」と振り返る。車を運転しているときに「踏切前で車を止めて、走ってくる電車に飛び込もうか」という考えが脳裏に浮かんだこともあったという。

 事件が起こって以降、娘の捜索が生活の中心になった。交友関係の広かった紀子さんの友達を訪ねて歩いたりした。

「霊能力者に助言されて県北の神社に捜しに行ったり、し尿処理場の下を重機で掘ってもらったりしたこともありました」(美千代さん)

 1999年7月に公開捜査となってからは、「新聞や雑誌の取材に答えたり、テレビの捜索番組に出演したり、必死でした」(父親の泰晴さん)。

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