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外国人観光客を狙い撃ち 中国人ニセ僧侶詐欺の悪どい手口

「ブッダの寺をつくります」――。こんなウソで現金を集めていた中国人が逮捕された。

 警視庁が入管難民法違反(資格外活動)で逮捕したのは中国籍の住所不定、陳先楼容疑者(54)。2月20日から3月5日まで、上野公園や秋葉原で外国人観光客に「ブッダの寺を建立するために支援して欲しい」と書いた英語のカードを提示。寄付をもらう代わりに、お札と数珠を渡していた。

「お札と数珠は中国浙江省でそれぞれ1円と32円で買ったもの。陳容疑者の仕事は農業だけど、袈裟のような衣装を着て寄付を募り、2万円の利益を得ていた。狙うのは白人の観光客。日本人は寄付してくれないからです。陳容疑者は90日間の短期滞在資格で入国。寄付集めが経済行為だとして逮捕された。警察はほかにも同じ手口を使っている中国人を数人把握しています」(捜査事情通)


 こうしたニセ僧侶が暗躍していることは数年前からテレビで報じられていた。彼らは山谷周辺の安い宿に泊まり、観光客1人から1000円程度を受け取る。中には5000~1万円を渡す観光客もいたという。

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