有森隆
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有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

アルパイン<下>新たな物言う株主…米投資会社が重要提案へ

公開日:

 アルパインは6月21日、東京都大田区雪谷大塚町の親会社、アルプス電気本社ビルで定時株主総会を開いた。

 香港の物言う株主のオアシス・マネジメント・カンパニーは、定時株主総会を統合の是非を問う12月の臨時株主総会の前哨戦と位置付けていた。統合を承認するには、臨時株主総会で3分の2以上の賛成が必要となる。

 オアシスは2018年3月期の期末配当を325円(会社提案は15円)に引き上げることと、会社側と違う社外取締役の選任を求める株主提案を行った。親会社のアルプス電気は発行済み株式の40・43%を保有する筆頭株主(18年3月期末時点)。株主提案が過半数の賛成を得て可決されることはあり得なかった。統合を阻止できる3分の1以上の賛成を得ることに全力を注ぎ、これを勝負ラインと定めた。

 アルパインが6月26日、関東財務局に提出した臨時報告書によると、オアシスの株主提案に対する賛成は3分の1に届かなかった。大幅増配の賛成比率は28・57%。

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