ゴールデン街の写真集を上梓 佐々木美智子さんが抱く懸念

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■アップは「本当の顔が見える」

  ――今、「ひしょう」にはどんなお客さんが来るんですか。

 むささびに通っていた人が懐かしくて来たり、長谷さんがやっていた頃のひしょうのお客さんが来たり。長谷さんは若いダンサーや絵描きの女の子を働かせていたのよ。彼女たちに会いたくてやって来たものの、店の雰囲気が一変しているからびっくりして。それでも常連になった人もいる。面白いのは長谷さんのひしょうにやって来る人は、セクトの話をしがち。一方、むささびにやって来ていたお客は「俺たちは自由だったな」なんて話している。同じ学生運動をやっていても思い出が違うのね。

  ――上梓された「新宿 ゴールデン街のひとびと」はそうしたお客さんの顔を写真に収め、その人にまつわるエピソードを佐々木さんが寄せています。

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