第一生命<下>47都道府県のすべてと提携…市場縮小対策で

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 生命保険業界の前途が厳しい。生保の商品は長期契約が大半のため、業績が急激に変化することはない。しかし、人口減少と若者の生保離れを考えると、安閑としていられない。

 この状況から脱却するため、大手生保の多くは海外へ活路を求めている。第一生命の場合、東南アジアのマーケットにターゲットを定め、種まきを行っている。現段階では収益性に乏しいが、いずれ日本国内や欧米マーケットは成熟化する。その時に、収益の柱に育つことを期待してのものだ。

 また、欧米では資産管理会社を買収、資産運用による収益拡大を目指していく。

 問題は国内だ。前述の市場縮小以外にも、以前のようには顧客との接点が持てなくなっている。

「少し前まで、職場に生保の営業社員が入り込むことができた。そこで保険金を集めたり、未加入者を勧誘するのは日常的な風景でした。ところが今、そんなことを許す職場はありません。家庭でも共働きが増えたため、留守宅ばかり。顧客と会うことが難しくなっています」(大手生保の営業担当役員)

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