高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

無理を重ねた「自公協力」…限界が露呈した沖縄県知事選

公開日:

 沖縄県知事選で玉城デニーが圧勝して、誰よりもショックを受けているのは公明党・創価学会である。とにかく、5000人とも6000人ともいわれる同党の地方議員や秘書、学会の選挙運動のセミプロ活動家らを全国から動員して告示前から那覇市に投入し、学会の原田稔会長自ら乗り込んで陣頭指揮を執るという、異様ともいえる熱の入れようで自公の推す佐喜真淳候補を何が何でも当選させようとしてきた。

 今年2月の名護市長選でも同様の自公協力が行われ、辺野古基地建設反対の現職を追い落とすのに成功。今回は県知事選ということで、桁違いの動員態勢をとったのだが、失敗に終わった。

 そもそも公明党の沖縄県本部は辺野古基地建設に反対している。しかも、佐喜真候補は本欄でも指摘してきたように、右翼団体「日本会議」の活動家。日本会議の主柱は神社本庁で、同会議の沖縄県本部も那覇市若狭の沖縄県神社庁内に置かれている。戦前に国家神道の名によって弾圧された経験を持つ創価学会が、そんなものを支援できるはずがないと思うのだが、それを無理やり選挙活動に駆り立てたのは、もっぱら公明党中央の都合である。

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