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北朝鮮、仏大統領選…市場も覚悟“1ドル100円割れ”地獄

 1ドル=100円割れを覚悟すべきだ――。市場の緊張が高まっている。17日、ドル円相場は約5カ月ぶりの水準となる1ドル=108円台前半まで円高が進んだ。午前11時すぎには108円13銭をつけている。

「108円台前半は日本経済に大打撃をもたらします。今月3日に公表された日銀短観(3月調査)によると、大企業製造業の想定為替レートは108円42銭。この水準を上回る円高は日本企業の業績悪化に直結します。“死守ライン”を簡単に突破したことで、円高に歯止めが利かなくなっています。ここから先は107円、106円と進行し、105円は時間の問題でしょう」(市場関係者)

 円高を嫌って株価も大幅下落だ。17日は日経平均が一時、年初来安値を更新する1万8224円台をつけた。

「この先も市場は悪材料で埋め尽くされています。23日は1回目のフランス大統領選が行われますが、極右政党・国民戦線のルペン氏がリードしていると伝わります。25日は北朝鮮の人民軍85周年が控え、ミサイル発射を警戒しなければならない。安全資産とされる円はますます買われ、超円高が出現しかねません」(株式評論家の倉多慎之助氏)

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