奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

国産鶏肉の59%から耐性菌検出 高齢者が感染すると死亡も

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 毎年、推定8500人の日本人が薬剤耐性菌で死んでいるという。そのうえ、悪夢の耐性菌といわれ、どんな抗生物質も効かなくなるカルバペネム耐性腸内細菌による死者も2ケタにのぼっていることもわかった。

 耐性菌といえば、医療機関で安易に抗生物質をもらうのはいいが、中途半端に飲んだために腸内細菌などが耐性化するといわれてきた。これはきちんと飲み切ることで耐性化を防ぐこともできる。ところが、私たちが普段食べている鶏肉に抗生物質が効かない耐性菌が付着していて感染している……。こんな背筋が寒くなるようなデータが、厚生労働省研究班の調査で明らかになった。

 それによると、2015年度から17年度の3年間に、国内3カ所の食肉検査所で集めた鶏肉と、ブラジルなど5カ国から輸入された鶏肉約550検体を検査したら、全体の49%から「ESBL産生菌」か「AmpC産生菌」という耐性菌を検出したという。

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