日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「夢の一夫多妻」上原稜著

(ああ、身体が熱い……)
 思わず悩ましげな吐息をこぼしてしまう。
 身体の芯が炙られているかのように悶々として、肌がしっとりと汗ばむ。
 鈴口の部分に唇をかぶせれば、「ぢゅるっ」と啜った。むっとした樹液の青臭さが鼻腔を抜ける。温かな露は…

この記事は会員限定です。日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事