ON&OFF 成否を分ける身だしなみ
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ワイシャツは「胸ポケット」と「前立て」で着分ける
ワイシャツのポケットは「必要だ」という人と、「不要だ」という人がいる。「必要」派は、たばこやスマホを入れたり、あるいはペンを挿し、「外出時、首から下げたIDカードを収めるのに、便利だから」と主張する…
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例えば水玉は「整然」「秩序」ネクタイの柄の意味を知る
まずは今、締めているネクタイをご覧いただきたい。等間隔で配された「水玉」や「小紋」、斜め縞の「ストライプ」など、ネクタイの柄はいくつかに分類することができる。それぞれの柄に意味があるからだ。 …
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冬に必須のマフラーは巻かずに垂らす「貴乃花流」が正解
マフラーが必須の季節だが、本当に正しいマフラーの使い方をご存じの方が、どれだけいるだろうか。 ビジネススタイルにマフラーをする場合、ぐるりと首に巻きつけている人が多いが、スーツに合わせる正…
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スーツの上着はNG 単品ジャケットの正しい選び方とは
「ビジネススタイル=スーツ」という時代は変化し、単品ジャケットと単品パンツを組み合わせるケースが増えつつある。 ネイビーのジャケットにグレーのパンツ、そこにシャツを合わせネクタイは、したりしな…
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正しい革手袋の選び方 靴やベルトも色は統一するのが鉄則
冬の防寒といえば「マフラー」と「手袋」は欠かせない。寒さを防ぐには“首”とつく部分を覆うのが有効なので、「首」にはマフラーを巻き、「手首」は手袋で冷気を遮断。「足首」は靴下をはいているが、冬場は厚手…
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腕時計はステータスと人間性を語る…TPOに即した選び方を
スマホで時間が読める時代だからこそ、腕時計は男のステータスを表現する装飾品としての価値がある。複雑な機械式時計はマニアだけのものではなく、宝飾時計は富をひけらかすための道具ではない。男の収入と社会的…
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中高年こそバブル期とは似て非なる“おしゃれダブル”を
80年代のバブルをご存じの世代なら、ダブルのスーツには、ひとかたならぬ思いがあるのでは。少なからず中高年のダブルは「威風堂々」「泰然自若」の印象だが、当時を思い返せば、こわもてなイメージのほうが勝る…
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ノーベル賞授賞式で見た 日本紳士の「礼装」のあるべき姿
ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授(76)が、和装で授賞式に出席したことが話題となった。本来、ストックホルム・コンサートホールで行われる授賞式に出席する男性受賞者は、夜の正礼装であ…
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エリートはストライプ…スーツの柄がステータスを語る
スーツの柄はさまざまだが、単色無地のスーツは意外に少ない。多くの場合は、2色の糸を織り上げることで生地に深みを与え、場合によっては点状の織りが浮き上がる「バーズアイ」柄になっているはずだ。 …
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今風かつ効果大 “緩めの丸首セーター”の重ね着で寒さ対策
今夏は流行語大賞にもノミネートされた「災害級の暑さ」にやむを得ず、冷房の設定温度を低くしたという話を聞いた。しかし、今冬は厳冬でも暖房温度が上がるかどうかは確約できないため、今から「ウオームビズ対策…
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ビジネスマンにちょうどいい 「定番以外」の冬アウターは
そろそろコートの出番だが、冬用のアウターといっても、いろいろ種類がある。 最も「定番」なのは、ステンカラーコートだろう。もともとはレインコートだが、中に防寒用のライニング付きのものなら、冬場…
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良質な靴は安価なスーツでも高級スーツに見せてくれる
よく「足元を見られる」と言うが、確かに「男の度量」は靴に表れる。良い靴を履いていれば懐に余裕があるように見え、よく手入れされた靴を履いていれば丁寧で面倒見がよい人物か、あるいは良妻を持つ、円満家庭の…
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コーディネートの範囲が狭い…ねずみ色のスーツから脱却を
電車内や街中はもちろん、オフィスを見回せば、どんよりしたねずみ色のスーツを着ているサラリーマンの何と多いことか。色味のないグレーのスーツはまるで中年男性のユニホームのようで、大勢に紛れて目立たず働く…
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リュック全盛のこの時代 通勤カバンのベストチョイスとは
ビジネススーツに持つ鞄といえば、ブリーフケースが当然の選択肢だったはずだが、ノータイのカジュアルなビズスタイルが認知されるにつれ、気軽なトートバッグを持つ人が増えた。しかしビジネス仕様とはいえ、トー…
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いざというときのための礼服を用意していますか?
先ごろ、ノーベル賞が発表された。ストックホルムで開かれる授賞式に出席する受賞者は、厳格なドレスコードが義務付けられている。それは第一級の正礼装である。襟をシルクに切り替えた黒いえんび服(テールコート…
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まるで新品に蘇る 安価なスーツを高そうに見せる簡単ケア
「そこそこの価格のスーツ」でも、新品のうちはしっかりして高級そうに見えるが、着ているうちになんとなく安っぽく見えてくる。その点、高級スーツはいつまでも高そうに見える。その理由は生地の光沢感がなくなって…
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苦労せず誰でも必ずおしゃれになれるネクタイとは?
ネクタイはサテンやツイル(綾織り)など、表面に光沢があり、ツルリとした滑らかな素材が一般的だ。柄はストライプや水玉かもしれないが、いずれも生地を織る段階で色糸を織り込んだジャカードか、あるいは後から…
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ワイシャツの黄ばみ・黒ずみ汚れは4つの道具で落とせる
丸一日着続け、汗を吸ったシャツはその日のうちに洗濯するのが基本だが、独身のサラリーマンや共働き家庭では洗濯は後回しになりがちで、週末まで放置してしまうことも珍しくない。 そうなると、皮脂汚れ…
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高級スーツの「お台場」や「本切羽」は何の意味もない
これまで何着かスーツをオーダーしたことがあり、多少なりともスーツについて詳しいと自負されている読者なら、「お台場仕立て」や「本切羽」という言葉を聞いたことがあるだろう。 「お台場」とは内ポケッ…
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スリーピーススーツでビジネススタイルの「格」を上げる
ようやくクールビズが終わり、スーツで出勤する季節になった。しかしオフィスに着くやいなや、上着を脱ぎ捨て、ネクタイを緩め、ワイシャツ1枚で働く姿はクールビズと何ら変わらないという読者もいるのではないか…